異動でいやなことといえば、職種の問題よりも上司の問題があります。サラリーマンでいる限り上司は選べません。どうしても人間、合う合わないがありますし、上司によっては自分にとって理不尽なやり方をやらざるを得なくなることもあります。
少し極端な例ですが、世間をいろいろ騒がせる会社や役所の不正問題にしても、恐らく上司の指示があって間違いを起こしてしまっているサラリーマンがたくさんいますよね。もちろん、自分が間違っていると思うことはやるべきでない、というのが正論ですが、組織の中で働く以上、あまり対立を起こすと、自分のやりたい仕事もしにくくなる、といったことが出てきます。
私も会社にいる時は、自分のポリシーに合わないことはきちんと自分の意見を言って説得し、状況を変えようと試みたりもしましたが、それでかつ対立を起こさず、うまく組織の中でやっていくにはものすごいエネルギーを要します。あれは辛い・・・。そもそも、会社を辞めるという選択肢が頭の中にあると、自分の意見を通しつつ対立をうまない、ということに膨大なエネルギーを注ぐ気力が薄れてしまうんですよね。
日本の会社というのは年功序列の時代が長かったので、古い会社ほど、マネージャーとしての能力に疑問符がつく人(人間としての魅力とは別です)が、組織の上のほうにいることがまだまだありますよね。私が会社に入った時は、民間企業は実績をあげていけばどんどん出世して、自分が上司になれば問題なくなる、と甘い考えを持っていたのですが、現実はなかなかうまくはいきませんでした。最近は少しずつ状況も変わってきてはいるのですが、待てなかったんですね。
2006年05月29日
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